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Brunnensteinの日記

後期吐死課程を経て春から大学教員デビューの日常

学振PD申請した

研究 博士の就活

学振PDに申請しました.

研究室を変えなきゃいけないけど,

それってどう決めたらいいのかわかんなくて

検索しても,申請書の書き方はよく出てるけど,

研究室の選び方はほとんどでてない..

周りのドクターに聞いたら,

学会で知り合った人とか

関連研究室に行くことが多いみたい.

やっぱそうだよなあ~~..

 

うちの研究室はおそらく分野トップを走っていて

それでいて少人数で,先生の面倒見もとても良い.

いまの先生エネルギーはすごくて,

先生のうしろについていけば,自分は大丈夫だという気持ちになれる.

だから,ここを選んだ.

もちろん辛いこともあるけど.

(似たような研究しててもっとお金あるとこもあるんだろけど..)

それでも私は周りに行きたい研究室なんかないし

もし今よりリッチな環境だとしても,楽しいかわからんし..

いまだって楽しいかわかんないのに..

誰かの言葉にのっかりたくて

先生にオススメ研究室を聞いたところ,

自分の行きたいところどこでも選びなさいって言うから

あ~..私ってこの分野に必要とされてないのかな...

突き放されたようでさびしくなったついでに,

本当に自分のやりたいことってなんだっけ?

と考えるきっかけになった.

先生の後ろについていくばかりで

自主性を見失っていて

研究がしたくて,博士まできたのに

なんじゃこの状態!ってかんじなんですよね.

それでいて,申請書が通る分野とはどこなのか...

 

なんでも選べる!!!

 

という状況.

高校生のときの私が,いまの自分をしったら

感動して涙を流すでしょう.

しかし,どうしたことでしょうか..

星の数ほどある研究分野の中から,

あえて,

これをやりたい!!!!!

だなんて選択することなんて,すごい難しいんだよ.

人間は,積み重ねて生きてるんだよ..と感じた.

 

たとえば,動物を沢山飼育してその行動を観察する研究がある.

それってめっちゃたのしそー.

だけど,何もかも捨てて,それを人生の仕事にするか!?

と言われたら,難しい.突然すぎる.バックグラウンド違いすぎる.

その後その世界で生き残れない.

星の数ほど研究はあれど,

いろんなサイトをみて,自分が興味持てるか吟味していたら

ものすごく精神疲労がしてきた.

 

と考えた結果,物理学がやりたくてたまらなかった昔を思い出して

やっぱ私はサイエンスにモチベーションを見いだせるんだよな..

と感じた.

汎用的で,根幹的で,統一的な学問..

それに憧れて研究者になりたかったんだよね.

物理学科で,いま自分がやってることを適用できそうなところをネットで探した.

院試の時期に物理学科見学に行っていたので,このときいろんな研究を

みていたのが役に立って,

関連した研究を見つける事ができた.

今T大だとPDはT大を選べないのが痛い..

私は3年しかT大いないっつーのに..

 

でも,星の数ほど研究室はあれど,ちゃんとした先生,合う環境,

そんなのってなかなかないのに

ほんと決断するのはむずかしい.

 

とりあえず見つけたところは,

若手の先生で,ネイチャーやサイエンスも出していたので

見学にいってみた.

PDの申請がしたいんですが...

と問い合わせると,手厚く対応してくれて

1時間ゼミをした.

他分野の人の前でこんなに話すのはじめて.

というか自分も一時間話せるほどネタもってたんだな~..

小規模かつ,お金もあって,先生も真面目そうで

元気もあっていいところかもしれないと思った.

 

その後,その研究室の研究ビジョンや,

重要テーマを丁寧に教えてもらい,

最後には科研費の申請書を貰えた.

すごくおもしろくて,

こういう経験ってPD申請とかでもしなければ

なかなか味わえないんじゃないかな~.

いつも,目先のテクニカルなことで悩んでモチベーションを失いがちだけど

全体を俯瞰する視点をもらえると

モチベーションアップにつながるし,

有能な人があたたかい言葉をかけてくれると

とても安心する物です.

 

自信なくてもいいから出せ!

ってネットでもよくでてるけど

このあと,一生懸命申請書かくと

自分の引き出しは確実に増えた感じがします.

他のとこにアプライするときにも役立ちそう.

 

いざ私がアプライしたとなると

いまの指導教官が,心配していた.

PDでたあとどうなる~~~とか

PDでたあとは准教授を狙う年齢なのに

業績つめるのか~~~~とか.

心配してもらえて,安心すると同時に

自分の行動が先生にとって失礼だったのか心配になる..

 

出来れば助教か研究所のパーマネントになりたいし

PDは意外と難関だというし

分野かえてPDの後,どうすんのって気もするし

そんな本命じゃなかったんですが

いい経験になったし

もしかしたら通るんじゃないかと思っている..

指導教官が推薦書をすごい気合入れてかいてくれて感動した.

もっと自信をもて!

と言ってくれました.

そんな耳に気持ちいいことをいってくれるけど

実際はほんと分野トップクラスなのは自分の先生や

これまでかかわってきた偉い人たちで

わたしはそのおこぼれをもらってきただけなんですよね.

自分で研究進める能力無くて,もうやる気もでないときあって

もう研究の道だめかもしれないと思いながらも

会社説明会にいくと,自分は絶対に企業で幸せになれない確信があって..

(思い込み,社会不適合,あると思いますが,,)

つらくて,常に泣きそうだったんだけど

目の前の事腹くくってとりくむしかない,

そうすることだけが,健全に生きる方法なんだ..

研究で生きていくと決めるんだ..他の場所では生きれない..

と思ってた矢先だった.

 

落ちてもいいけど,結果たのしみ♪

 

夢をあきらめないで,ずっと持っていれば

そのうち近いところにいけるチャンスがくるよ

って学部のころ何人かの先生にいわれた.

建築学科に行きたかったのにすべり止めで土木系にきたり

東大にいきたかったのに早慶も落ちたり..

JRに行きたかったのに,違う会社にいったり..

夢を心に残しながら不安に生きてる人って結構いるんだよね.

私もそうだった.

東大を目指す人は18歳の時ものすごい競争だけど

そのあとは道がどんどん枝わかれしていって

執着し続けた人にツキが回ってきやすくなってくる.

年を取ると,ただの見栄だけで頑張るライバルが減ってくるし

みんな結婚したりして,仕事より大切なものが増えてくる.

そのときに執着しつづけられて,頑張り続けられれば

夢には近づけるもんだな~と思う.

そして,夢から覚める...