読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Brunnensteinの日記

後期吐死課程を経て春から大学教員デビューの日常

最近読んだ本:仕事をさっさと片づけるほうがいいというテーマ

Kindleアンリミテッドでランキング上位のものから2冊・・

 

なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である
 

 

 

脳が冴える15の習慣 ―記憶・集中・思考力を高める 生活人新書

脳が冴える15の習慣 ―記憶・集中・思考力を高める 生活人新書

 

 

どちらも似た論旨のことがおおく

いまの私に結構ひびく内容でした.

いままで,ほんとに直前の焦りをエンジンに頑張ってて

博士にきたらそれを長時間ずっと求められて

その焦りという毒で体と心がおかしくなっていき・・

長時間とにかく研究室にいようとして,何もかもうまくいかず集中できず

体がものすごいだるくて,意味もなく泣いている日々・・(去年の話だけど)

あ~やっぱそういう私間違ってたのか~と・・いい復習になりました.

メンタルを追い込む頑張りをしてたんだなと.

 

だらだら長時間やるんじゃなくて

超集中モードを作る.回転数を上げる

ってことが大事なんだとどちらにも書かれています.

最初の二時間に,8割の仕事を終える!

ということが前者の本に書かれていました.

これはほんとに大切なことだなあと納得・・

今までどうしてもできなかったことなんですが

これまでの苦しみのおかげで,そういう方向に意識が向いています.

ほんとに気分よく過ごせるようになるし,自信になるんですよね.

直前にグロッキーになることが努力なんかじゃない,と書かれてて

ほんとそうだよな~と.

そんなこと実はわかっていた気もするんだけど

結局グロッキーな努力しかできなくて

努力してると思ってたな~と.(一応努力ではあるけど・・)

 

 大学院生はどうしても長時間休みなく研究室にいることが美徳になるし,

自分の先生はすごい長時間働いてて,定時に帰る人バカにするんですよ.

そして異様に理想が高くて,誰のことも褒めないし,認めないんですよ.

自分がすごい働くから,よく頑張った,なんて,誰に対しても思えないんですよ.

これは先生本人も何かしら病んでいると思いますが.

私も,先生とははじめ似た価値観だった部分があって(だから進学したんだよね)

こんな頑張りじゃなんてことない,もっと猛烈にやらなきゃいけない

いつかノーベル賞受賞レベルの人たちと同等にならなきゃウソだ,

今のこんな研究は世の中に役に立つか不明だし何の意味もない,

これは先生がいたからできたことで,そうじゃなきゃ自分はなにもできない,

っていう考え方をしていて,

これって日々消耗していく考え方なんですよね・・

そして,ぬるい研究して自信持っているやつを憎悪しており・・(小保方とか最悪に嫌い)

そうしていくうちに,働きたいのに働けなくなっていって

自分も周りも,あいつは怠け者で,やる気なくなっちゃったのね?

と思うようになっていって,ああ..私は小保方みたいなもんだ・・と思って

涙のドロップアウトになってしまうんですよね・・・・

私の場合は博士に進学した時期に彼氏ができたのもあって

余計前より病的な頑張りができなくなって焦ったし,自己嫌悪したんだけど

(先生もそういうのに目ざとくて,あいつは男ができたんじゃないかと

 いうことを陰でいうのだが,それが後ろめたくてつらかった)

いや,私は働きたいと思っていたし!

先生と私が病んでたんだなと!

と確信が持てる今日この頃で,ほんとに安堵しております.

 

特に後者の本には

完璧主義な人がとにかく遅くまで働くこと,理想が高い働き方を,

メンタルにも生産性にもよくないと書いていて

私は実際それでおかしくなったと思うので,納得.

まさに私と同じような女性の事例も出てきて納得・・

みんなもそうなんだなあと.間違った生活してると脳機能衰えるのね..

病んでいた天才数学者とか文豪なんかは,こういう負のエネルギーを使って

偉業を成し遂げたりすると思うので,一概に悪いものとも言い切れないと思いますが

天才数学者が若いうちしか活躍しないケースが多いというのは

エネルギーが持たない,精神的に成長すると病的に頑張れなくなる

などの理由が多いのだと私は思ってます・・

 

先生みたいに働くにはどうしたらいいんだ・・

とよく思っていたけど,そんな風にならなくていいんだろな・・と思った.

後輩も

先生は仕事を終わらせようと思えば5時に終わらせるはずなのに

時間かける必要のない仕事をじっくりゆっくりやっている.

と言っていて,驚いた・・

よほど楽しいとかなら別だけど

ダラダラと人より余計に4~7時間働いたところで,どうってことないんだよなあ・・

個人の時間に10倍百倍差があるわけなくて,

多くても1.5倍,2倍程度の差ですよね.

(私が10時間労働だとしても,この2倍の人なんてめったにいないし!)

それなら密度で埋められるなと.

まあ人の二倍働ける人のように仕事楽しいと思える境地に達してないのが悔しいんですが・・

私は遅くまで残ってれば,人の10倍やれるような妄想にとらわれていた気がする.

 

あと,後者の本には

雑用や日々のこまごまとした家事などが脳を鍛えるってことを言っていて

ほんとそうだよな~と.

そして,そう思って家事することが大切だなと.

つい面倒でやりたくないと思ったりしてしまうけど

雑用は自分のためなんだなあと.自信になるんだよね.

とにかく長時間研究室にいようとして,かえってお風呂に入る時間もないように

思えていた時があって,それでも研究が進まない時期,

意味を感じられないデータについて何度も何度も同じ実験をやるように言われた時期はほんとに最悪だった.

少し早く帰って,ごはんを作ったり,掃除をしたり,ドラッグストアで日用品買ったり

することが,案外自分を救っているんだな.そんなことでも充実を感じられるんだよね.

将来家庭と仕事で大変なことになると思ってたけど,男はずるいと思ってたけど

家事をすることって実は結構自分のためになることなんだよなって思います.

今の時代はいろいろ全自動な機器も増えてるし,そんな負担多くないしね.

(家事でやることが減っているせいで脳機能が衰えるとも書かれていた)

読んでよかったです!

読みやすい本を読むのは心にいい感じです.