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Brunnensteinの日記

後期吐死課程を経て春から大学教員デビューの日常

助教公募面接の感想戦2:模擬授業編

博士の就活

初めて模擬授業を今年やったのですが

落とされてしまいました.

結構有力候補らしいと指導教官が言っていたのに

落とされたので,よほどまずい模擬授業をしたのでは・・

と言われる.

はっきりいって何が正解だったのかわかりませんが,

そんな私の感想戦です.

 

力学分野のある一つの項目について,20分で説明するように指示されました.

この準備が結構大変だった.

偏差値的に50よりちょっと下くらいの大学で

このレベルの学生って6割は高校の微分積分もあやふやだと思うんですよ.

私は50より上の大学でしたが,

ほんとにこの人たち大学受験突破したのか??

というくらい微分積分とか理解してない人多いんですよね.

大学一年の微積の授業ヒイヒイいってて,

こんなの高校生の数Ⅲとほぼ同じなのにどうして・・と思ってたんですよ.

おそらくそういう人たちは

ただただ問題集で,定石通りの式展開する訓練だけしてただけなんですよね.

なので微積をサラっと使いまくりたくないなあと思っていた.

なので,小学生でもわかるように,感覚的に,経験的に,

物理を感じられる現象を例にあげるってことをしたんです.

あとあんま式がでてくると辟易するレベルの学生だと思っていて

実際の物体を想定した,コマゴマした式展開を長々とせず,

(実際の物体を想定すると,その形状に合わせた計算テクニックや単位合わせが

 でてくるわけだが,それを流すような講義をやりたくなかった

 20分の中で登場する項目を,既知として流したくなかった.)

基本的な式をポンポンと,感覚的にわかるように説明して

それらの式の関係性を説明して,まとめる!

物理量の関係も,同じようにまとめる!

最後に,再び身近な物理現象とのつながりを述べる,という感じにしました.

こうすることで,アホでも式が覚えやすくなる!!整然とした物理の世界でスッキリできる!!

と思ったんですよね.

パワポで長々式展開して説明するのだれると思ったし.

こっちのほうが楽だと思うんですけど.

物理とか数学って

ある項目について,概念に関する導入もろくにせず,

とにかく厳密な式展開だけしてさー,

ほんとの関連性の理解って,本人たちの努力に任せてると思うんですよね.

そういう授業多すぎると思うんですよね.

教員は教科書通りに式展開してさぼってるよ思うんですよね.

学力低下の一旦はそこにあるとおもうんですよね.

そんで,煙にまいてる印象なんですよ.

そもそも模擬授業はドマラチックにやらなきゃあかんと思うし.

そこを私は頑張ったつもりだったのに・・だめだった・・

相手が大学教員だからでしょうか.

大学教員だと,そういうバカ学生の苦労ってなかったんですかねえ.

最初からあの不親切な授業で,わかっちゃう人たちなんですかねえ.

 

個人的にうまくやれたつもりだったんですが,

結局,この大学の学生レベルをバカにした感になってよくなかったのか・・?

私がそもそも微積とかベクトルわからないみたいに見えてしまったのか・・?

自己満足オナニー授業になってしまっていて

私って超低レベルなのか・・?

私の日本語やばいのか・・?

と思ってしまいました.

あくまで力学の授業なので,微積は既知のものとしてよかったのでしょう.

あとわかりやすい方に注力しすぎて,

厳密なベクトル表記とかをしてなかった・・のが致命的だったのかな・・

(太字とかにしてなかったのを指摘される.)

下手に工夫しないで,王道の授業をしたほうがいいのかもしれません.

王道を攻めつつも,わかりやすく丁寧に.みたいなのがいいのかねえ.

もしくは,説明範囲がよくなかったのかもしれない.

同級生や指導教官に意見をもらったほうがよかったかもしれません.

あとは,疑問に思ったら,採用側の先生に,範囲について聞くとかね.

 

模擬授業はエネルギー使うので落とされると疲れますな.

 まあ模擬授業やらされるとこそんなにないので,気にしなくていいかも.