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Brunnensteinの日記

後期吐死課程を経て春から大学教員デビューの日常

研究のたのしさ

毎日実験がうまくいかない&実験させてもらえない

で死にそうなのですが

 

これまでの研究をもとに

私の研究を拡張する

そしてそれをつかって,あんなことをしてみる・・・

と考えてたら,私って結構この先有望なんじゃないかと思えてきた・・

研究の絵を描くことは好きなのかもしれない・・

それを現場でゴリ押しするのが大変すぎる・・・

 

昔から,宇宙物理学にあこがれてきたけど

学力が足りなかったり,数学に実は向いてなかったり

いろいろほかの縁や考えもあったりして

そういう進路にならなかった.

しかし超大天才で理論で研究できるならさておき

この分野の重要テーマって超絶人気で,すごい人たちが集まって,

巨大プロジェクトで研究してるんですよね.

だから,なんか成果がでても

その現場に立ち会ったってかんじで

俺がやった!!!って思えるかんじじゃないんだと思うんですよ.

特に若い間は.

甲子園いって,女子マネがドヤ顔してたらむかつきますし.

あこがれ続けた物理の現場に居続けて

統一理論が完成されてしまったとして

その現場で,自分が女子マネみたいなポジションだったら

めちゃくちゃ切なくなりそう.

合コンとかで,アホ女相手に語るときは気分よくイケるかもしれませんけども.

実際のところ,みんな,これは俺がやった!!って思いたくて研究者になると思うんですよね.

でもどんな分野でも,そう思うことは傲慢でもある気もするけどね.

自分が好きなことに,立ち会えるのもものすごい価値ですよね.

会社で働くこと考えたってそうだし.

巨大な社会の中で,自分ができることってほんとわずかなんですよね.

それが切なくてショーがない人が研究者になるんだと思いますが.

そのむなしさを,すべてを包括する宇宙の神秘に向けるってのは

とんでもなく自己愛が強い人ですよね.尊大ですよね!!(私もなんですが)

そういう動機じゃなくて,無心でやれる人が成功している気がしますね...

でもやっぱ,重大な仕事に対して大きな貢献度を感じたいよね.

天才同士がしのぎを削る古典的分野だとそれがすごい大変なことになる気がする.

宇宙物理と宇宙工学はかなり別物ですが,工学から宇宙に近づこうと

宇宙工学の世界をよく見ようとしてきた.

しかしここも,プロジェクト進行なんですよね.当然ながら・・・

いつ結果がでるか,自分で決められないもどかしさがあって

学生もやりたがらないと,その学科の先生が言っていた.

 

そう思うと,私のような超マイナー現象を扱う不人気分野では

個人プレイで全体を推し進められるんですよね.

ライバルも少ないし.

まあお金を集めるのが大変なんだけども・・

 

勉強ができる人が,既存の人気分野でそのまま正統派の研究者になろうと

したときに,イマイチ芽がでないということがよくあると

どこかで読んだ.

この科学の分野で最も価値ある知見は

宇宙物理と数学に関するものなのだと,昔思い込んでいた.

しかし,挫折経験のおかげもあって,今はそうじゃないと思える.

中途半端に勉強できなくて,よかったのかもしれない・・・

もし私がT大の物理科には行けるほどの学力があったとしたら

いまごろ理論物理の研究室にいて

その博士課程の中で,もっともっと絶望していたかもしれない・・

いやわからんけど.

宇宙の神秘など,すごいことするために,天才たちの中で苦しみ続けるよりも

自分独自の環境で,新しいことに挑戦するほうが

ラクだ・・・

誰とも違う角度から,視点を得られるかもしれない.

地球上の物理学も,宇宙の中の現象なわけですしね・・

アー!その手があったか~!!

と思わせるような研究をしたいですね・・

とにかくしんどいけど,とにかくD論さえあげれば

次のステージにいけるはず・・