Brunnensteinの日記

後期吐死課程を経て春から大学教員デビューの日常

うるささに敏感 

ついこの前まで

後輩のカッコつけたタイピング音や,がさつな動作音に我慢がならず

タァァァアアン!!

とエンターキーを決められたとき

カバンをバァアアンン!!!

と投げるように置かれたとき,

体の内部でその音が反響するようで

心臓がギュっとして,息が詰まり,

動機がしてくるほどであった.

そもそも生理的にあまり合わない後輩なのだが

その割にカッコつけてウネウネ動いたり,

何度も何度も同じ話題で話しかけてきたり,性的な話題もあるので

大きな害虫が近くにいるようで,

気持ち悪い・・という気持ちを一日感じながら作業することになり

一日の終わりには心臓はドキドキし,肋間神経痛気味になって

ぐったりと家に帰るのが

日常であった.

なんども注意しようかと思ったが

とんでもなく嫌な気分なので,さりげなく指摘できる自信もなく・・

こんなんでこの先生きていけるのかと自分を責めた.

私が一番うるさい後輩に近い席なのだが

ほかの後輩に,〇〇くんのタイピング音がおおきくてつらい話を

したところ,みんな全然気づかなかったという.

神経症的だと,些細な音が気になるようになるとどこかで読んだ.

しかし,後輩のタイプ音はたしかにうるさいし

私の気のせい,神経質なせいではないと思った.

 

しかし,最近突然私は後輩が

タァァアアアン!!とタイプをしてもあまり気にしなくなった.

遠くでなっているように聞こえる.

うるせえな,と思うときはあるし,確かにうるさくガサツな後輩なのだが,

体の内部で反響して,神経まで響いてくる感じはしない.

うるさく話しかけられても,なんか精神的に距離をおけるようになっている.

それと同時に,最近B4のときみたいにちょっと気力が戻ってきた.

やっぱ神経症的な問題だったんだなあと,思う..

変な注意の仕方しなくてよかったあ・・・

と思いました.

ほんと,自分がおかしかったことって後から気づきますね..

 

サウナに通うようになって思うのが

同じ温度の水風呂でもサウナでも,そのときの体調によって

全然感じ方が違うってこと.

休憩中ののぼせ方も,あたまの感じも,全然違う.

温度差が激しい環境にいて,その違いが際立ってかんじられる・・

ああ~時によって,認知機能って結構かわるのかなあと思ったり.

いつも同じ銭湯通ってると,面白いです.

 

元気があればなんでもできる

って言葉がありますが

元気がなかったらなにもできない

ってのをほんとに実感した博士課程でした・・・

つらくても,やる気なくても,とにかくやらなきゃと思って

追い込みすぎたし,休んでるときも,ちゃんと休めてなかったなあと思います.

子供のころから,少しでも遊んでると

親に責められて,そういうのがいけなかったんじゃないかなあと.

だらだら勉強してても仕方ないというのに.

休み方がわかってなかった.

元気があると,いつも気づけなかったことに気付くし

ミスも格段に減るし・・

いやでいやで仕方ないと思いながら実験するとまじガサツな部分出てきます.

いやなのは,才能がないからだと思ってしまいますが,そうでもないっす.

ほんとに休むのも仕事ですね.

 

博士だと,やはり学生の延長という意識があると思う.

おもいきった,大人のやるような,自分を甘やかすことができにくいと思う.

ずーっと高校3年の受験生のような,自分を節制して追い込むことを考えてる人

多いんじゃないかと思う.

みんなが学振とれるわけじゃないし,がくしんだってけっこう少ない.

一人暮らしで,バイトしながら奨学金もらって博士やってるひとは

自分を甘やかそうと思わないんじゃなかろうか.

おいしいもの食べようと思わないし,お風呂のガス代と水道代がもったいないと思う.

それで,研究までうまくいかなかったら・・・

指導教官がひどい人だったら・・・

ほかの人は学振とってるのに,自分はなかったら・・・

恋人や親とうまくいってなかったら・・・

そりゃあ倒れるような!!

普通に考えて,日本で底辺寄りの生活強いられてますもん.

研究さえできれば幸せ,な人じゃないと無理になってる.

でも,そういう指向の人だって,研究がうまくいかないときは絶対ある.

そんなときに,自分を責めてやめていくひとは,すっごいすっごい可哀想だと思う.

こういう人に,やめればいいのに,という社会です.

私は,お金がないことによる節制が博士に鬱が多い原因の大きな一つなのではないかと

ほんとーーーーーに思います.

難しい問題だけど

自己投資だと思って,健康にいいもの食べて,運動して,お風呂にはいってほしい.

たまには趣味とかしてほしい.