Brunnensteinの日記

底辺アカデミアの日常@ババア遷移領域

やっと科研費がとれた

今年で助教5年目でやっと若手研究の科研費がとれました・・・

ほんとにも~~~

「スタート支援はよほどじゃなければ普通当たる」

と指導教官に言われていたので

当たるんだろうなと思ったら,普通に外れて

科研費は普通3年に一回当たる」

と言われてたけど当たってなくて

めちゃくちゃ劣等感でした・・・

(今思うと私に挫折感味わわせるためのマウントだったなあと・・

 でもまあその気持ちで取りにいくべきだとは思いますが・・

 うちの学科の助教陣の獲得率は10~20%程度です・・弱小!)

しかし,誰にも見せず,申請書の書き方なども改めて勉強しておらず

年々,いかに昔の自分の申請書がいけなかったかわかるようになりましたよね・・

また,色々な方からアドバイス頂いて,(ボスは放置だった・・)

本当に助けて頂いて感謝しております.

 

9時半くらいにeRadみたら

なんにも表示が変わってなかったので

冷や汗をかきましたが

10時過ぎにまた見たら採択になりました・・

科研費におちるときのストレスがすごくてもう怖い・・

1瞬だけ嬉しかったけど

もう,とれてなかったことの劣等感と

今回も取れなかったときの衝撃を感じなくて済んだことによる安堵の方が大きい..

もっとこういうの喜ばないと人生の幸せが少ないかも・・

 

あとボスが基盤Cの分担にしてくれてたやつも当たりましたね.

ボスは毎年私を分担にして応募してくれていたのですが

分担で当たるのも初!

 

今年は500万円くらいもってマス☆

さ〇がけ研究者等なんかと比べたらおしょぼいのかもしれませんが

アカハラからのみなしご研究者としては,健闘しているのではなかろうか・・

科研費は3年続いてくれるのがありがたい・・

今年は助成金応募へらそ~・・

 

それにしても,アカハラしてきてた元指導教官は

今思うと私の指導教官も,NEDOやさきがけや基盤A,若手Aなどを代表で取るような人では

なかったので,

すごいすごい,この人はすごい人だ

うちの先生はすごいんだぜ??

俺はすごいんだぜ???

みたいな雰囲気にのまれて無駄に尊敬していたけど(しかもT大の先生だし)

そんな激しくすごい人じゃなかったんだろうな・・・

と感じるようになってきた..

もちろん・・いまうちの学生が

「Brunnnen先生科研費5年目でやっと若手とってるくらいだから大したことない」

とか言ってたらまじむかつきますが・・・笑.

ああやって,いっぱいアカハラセクハラして,おれはすごいんだぞ

って態度されて,抑圧されていたことを考えると

今あいつ大したことなかったよな・・

と思えることがなんとなく自信になるというか・・・

これがすごいいい先生だったら,あいつ別に大したことなかったよな・・

とか敢えて考えないと思うんですよ!!!!

それにしても・・私・・中流の出なんだな・・・

 

でも研究者の能力はかるにも,色んな指標があるんだろうなと思います・・

さきがけ取ってるのに科研費落ちてる人もいるし・・

お金はたくさんとってくるけど,そんな研究に興味ない人もいるし・・

そのときそのとき,色々な要素があるよね・・