Brunnensteinの日記

底辺アカデミアの日常@ババア遷移領域

その代を嫌いになったりする感覚

高校くらいまでのとき

この学年は本当に問題児が多い・・

などと先生が言って,嫌な顔をすることがよくあった.

学生に対して言うくらいだから,飲み会のときの言われようはいかほどだろうかと思う.

私自身は先生のこと好きだし

なついている気持ちがあったのに

代ごと嫌われているような雰囲気を感じて

寂しいし,後々恨みの気持ちになったこともあった.

 

しかし,自分が教員になると,この感覚わかるなあ~と思う.

自分が学生の時は,自分の代しか知らないわけだが

教員になると毎年代が入れ替わっていく.

そして,それぞれが違う人間なわけなので

もちろん代ごとのカラーというものはでてくる.

とてもなつっこくて頑張り屋で先生に感謝の気持ちがある・・・

という代もあれば

うるさくてイキっててまともに頑張らず世話焼かせまくって

部屋を汚しまくってめちゃくちゃにした挙句,反抗的・・

という代もあるわけで,

やっぱ後者には嫌悪を感じてしまうときもわかるわけである・・・

だけど勿論だからといって悪人ってわけでもなくて

不器用というか,まだ人にどう思われるかがわかってない段階なんだろうな~

と思う.私もどちらかと言えば後者側の人間だったと思うし・・

教員になって,いろんな学生と接する中で,

人間ってこんなに親しみやすくていいものなんだなと感じるようになった.

自分もうんざりさせてきたんだろうな~~~と感じた.

自分を許したいし,そういう不器用な学生も許したいところ・・