Brunnensteinの日記

底辺アカデミアの日常@ババア遷移領域

研究室配属作業がストレスだった

研究室配属をする係だったのでやったのだが

これが冷や汗をかく連続であった・・

多くの学科は,成績がいい順に希望研究室に入れていくと思う.

そうすると,不人気の研究室に,成績がめちゃくちゃな人たちが

集中してしまい,治安の悪化を招いてしまう.

めちゃくちゃな学生のフォロー,雰囲気が醸成する文化の悪化,

そのままめちゃくちゃな環境でストップしてもおかしくない.

 

このため,これを避けるためにクジ引きを行うところもあれば

うちのばあいは独自のアルゴリズムを用いて

成績の良い学生,中くらいの学生,下の学生が

均等配分になるようにしている.

このために,予測不能な結果になる.

結構成績がいい学生が,めちゃくちゃ不人気なところに配属になる

ケースが毎年発生するのである.

見ていて可哀想だし,

私がこの死神係になってしまっているのがつらい.

阿鼻叫喚が学生から聞こえてくると,つらい.

 

そして,不人気研究室だけど,ガチで研究やっているところは

死ぬ気でこの配属法を守る気概があって怖い.

学科の教員同士は,利害関係があるんだな~と思った.

みんな,本当に成績の悪い学生きてほしくないんだなあ・・と思う.

わたしも死ぬほど成績の悪い学生だったけど

いまこうして研究者になっているし

そんなに大学の成績と能力って関係ないとおもうのだが・・

しかし.配属先で軍隊的に研究をしてくれる素養があるのは

やはり成績上位だし,人材の種類が分散されるのはありがたいところはある.

 

あとは,面倒な学生の押し付けあいみたいなことも起きる.

こういうの見ていると

私が先生に嫌がられたのもわかるし

私が博士の時,指導教官かわって面倒見てもらえたのって

めちゃくちゃありがたいことだったんだなとわかる.

 

学生の時は,ひどい,ひどい,,こんな配属になってしまって

人生が・・勿体ない!責任取れ!授業料返せ!

と思っていたのだが

教員になると

もう,,仕事ふやさないで・・・つかれた・・しんどい・・

うるさいがくせい・・いやだ・・・

ってなるね・・

ごめんね・・

 

それにしても,ほんと事務員みたいな数日間をおくって

全然研究できない.

おちついて何か研究のこと考えられる日がほとんどないよ!